トランプの種類(マジックとゲームで使い分ける)

トランプには紙製のトランプとプラスチック製のトランプがあります。トランプを使った遊びには、ポーカーやスピード、大富豪など様々なゲームがありますが、こういったゲームをやる時には丈夫なプラスチック製のトランプを使用した方が良いようです。逆にトランプを使ったマジックをする時には、プラスチック製のトランプの場合、汗でカードとカードがくっついてしまって扱いにくくなってしまうので一般的に紙製のトランプが使われています。

「トランプ」とは本来は「切り札」という意味の言葉で、トランプと呼んでいるのは日本だけのようです。欧米ではトランプではなく、「プレイング・カード」というようです。なので、本当はトランプマジックではなく、カードマジックというのが正しいみたいですね。

ちなみに、トランプの「表」はマークや数字が書いてある方で、トランプの「裏」はカードすべてに同じ模様が描かれている方です。

選んでもらったカードを当てる、
簡単なトランプマジックの種明かし

よく混ぜたトランプの中から、カードを1枚引いてもらい、そのカードを当てる簡単なトランプマジックです。

まず、一組のトランプをよく切り混ぜ、相手に好きなカードを1枚引いてもらいます。そのカードをこちらに見せないように確認してもらいます。その間に、相手に気付かれないように残ったトランプの一番下にあるカードを覚えておきます。次に、残ったカードの上半分くらいをテーブルに置き、その上に引いてもらったカードを置いてもらいます。更にその上に残りのカードを乗せます。この1組のトランプを細かく切り過ぎないように気を付けて、大きく数回切り混ぜます。トランプを表向きにして広げ、先程覚えておいたカードの上のカードが相手の引いたカードです。

もう解ったと思いますが、このトランプマジックの種明かしをすると、相手のカードの上に自分の覚えたカードを乗せるというのがポイントですね。なので、細かく切りすぎてこの2枚のカードが離れてしまわない限り、覚えたカードの隣に相手のカードがある、というのがこのマジックのタネです。

スキルアップマジック
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